MADEのことがだいすきですという話

(まずこのブログはとりあえず何か言葉にしないと気が済まない人のひとりごとです。オタクの気が昂った文章なので時折主語が大きくなることもあると思いますが基本的にこの文章の主語はすべて「私」であり、何かを馬鹿にしたり誰かを貶したりする意図は一切ありません。)

 

 

2019年10月25日、わたしはMADEに出会った。11月5日のふゆぱらに行って、この人たちを応援してたらきっとキラキラで眩しくてすごく幸せな場所に行ける!と思って、MADEのファンになることを決めた。正直まだ何も飲み込めてなくて、泣くとか怒るとかを通り越して冷静になっているけど、多分また1/31が来たらわたしは性懲りもなく喚いてしまう。

 

MADEはなくなってしまうらしい。

 

なんで、とか言い出したらキリがないし、誰かを悪者にするのも憶測でものを言うのも簡単だけどできればそうしたくないので、わたしはわたしの気持ちのはなしをしたいと思う。MADEというグループがあること、あったこと、それが記憶から消えて本当になくなってしまうことが嫌なので、ぜんぶ残しておきたい。わたしが本当にMADEのファンとして活動してる彼らを見れたのはほんの二ヶ月ちょっとで、彼らのMADEとしての日々の何パーセントにも満たなくて、それでもわたしはMADEからたくさん幸せをもらったので、そのはなしをしたい。

もうどうしようもないくらいド新規なので長く好きな方を怒らせてしまうかもしれないけど。こんなに熱を上げて好きになったことがなくて、うだうだとネットの海に言葉を垂れ流してしまうようなダメなファンだけど、それでも、MADEが大好きなので。

 

(いやも~~~正直なはなし今すぐ精神と時の部屋にMADEとお嬢様ごと閉じ籠って1/31までを何十年にもしたいしタイムリープしたい!けど時間は巻き戻らないし現実はドラゴンボールではないのでとりあえずブログを書きました。)

 

 

前ブログにも書いたように、わたしは去年のえび座でMADEの稲葉光くんに落ちた。

今まで姉や友人の影響でジャニーズにハマって自担を作ってきたわたしが、初めて「現場落ち」したアイドル。誰の影響でもなく、わたしが「この人だ」と思ってすきになったのは稲葉光くんが初めてだった。だからこそ、ものすごく特別な自担になった。

いなばくんはステージに立つことでお客様にいろんな気持ちを真っ直ぐに伝えることにすごく長けた人だとわたしは思っていて、双眼鏡の向こう側でファンひとりひとりを見つめるいなばくんの真っ直ぐさにどうしようもなく心臓を掴まれてしまった。えび座は戸塚くんを観に行ったつもりだったのに、幕間で連番した友人に「稲葉くんしか観てなかったよね?」と言われてしまうくらい、わたしの目はいなばくんに釘付けだった。公演が終わった瞬間island TVでMADEのことを調べて、東京から家へ帰る夜行バスに乗るまでいなばくんの動画を片っ端から見ていた。雑なメイク動画、黒いマニキュアを塗った指先で丁寧に汗を拭いたり、「あーーーー」と息が続く限り言ってみたり、すごくかわいい人だと思った。そして、いなばくんのプロフィールにある「夢は今も昔も変わらずデビューです」という力強い言葉に、逃れようもなくこの人に惹かれている、と思った。

比喩ではなく本当に毎秒チケツイを探してふゆぱらに行った。初めて見るMADEとしてのパフォーマンス、MADEの作る世界に魅了されて、自分だってほんの数週間前にハマったばかりなのに「なんでみんなMADEの良さを知らないんだろう?」と思った。

ふゆぱら終わりにチケットを譲ってくださった方とご飯を食べた。韓国料理屋でチーズタッカルビを食べながら、「好きになれてよかったです」と何度も口にしたことを覚えている。チケットを譲ってくださったお嬢様は、「本当によかった」と言ってくれた。

そのあと私がふゆぱらへ行ったことをブログに残すと、前述の方から「譲ってよかった」と言ってもらえたり、マシュマロに「いらっしゃいませお嬢様!」とメッセージが届いたりした。MADEが、そしてMADEのファンであるお嬢様たちがものすごく優しくて、だからもっともっとMADEのことを大好きになった。好きになれてよかった、衝動的に東京まできてよかった、とこれ以上ないくらい思った。交通費とかギリギリでいろいろ決めたので全然節約できなかったけど、払ったお金以上の価値のある遠征だった。「好きの初速」、を何よりも感じた。

 

というか、わたしMADEに出会ってまだ三ヶ月なんですよね。このまま自分の気持ちがなくなっちゃうまで好きでいて、MADEのことが生活に当たり前みたいに組み込まれている段階までいくんだろうなという謎の確信があった。いまも既に私の人生にがっちり組み込まれているけれど。

解散したってわたしの生活からMADEがなくなることはたぶんない。わたしは「好きになる」ということは「懐に入れる」ことだと思っていて。懐に入れてしまったらもうわたしの体の一部だから、もう死ぬまで消えないな、と思っている。きっとこの先他にも好きな人はたくさん出来ると思うんだけど、絶対に心にいるMADEが過ぎると思う。それってわたしの人生の一部になっているということで、すごいことだ。好きなアイドルが人生の一部になるんだよ。

 

 

正直今回のこと、まったく何一つ納得してないしずっと「なんでなんだろう」と思っている。だってわたしはMADEの稲葉光くんが好きで、いなばくんのいるMADEが好きで、MADEが作るステージに魅了されたから。歌って踊って楽しそうに笑っているいなばくんのことをだいすきになったから。だからMADEが解散するなんて全く意味がわからないし、納得できない。

アイドルを全うしているいなばくんに恋をしたので、アイドルとしてのいなばくんの活動の場所がひとつでも少なくなることがどうしようもなくかなしい。MADE4人をまるっとだいすきになれたのに、4人がバラバラで活動することになることもすごくすごくかなしい。

 

こんなに長々と書いているけど私がいなばくんを、MADEを知ったのはほんの3か月前で、MADEの歴史のほんの少ししか知らない本物のド新規です。だけど、この短い時間でもう戻れないくらい4人のことをだいすきになってしまったので、こんなにも悲しい。

MADEじゃなくなったから、というだけの理由で4人を嫌いになったりするわけはないんだけど、MADE4人そろったときのパワーとか4人の生み出す空間とかそういうものに惹かれたので、やっぱり、すごく寂しい。いろいろ書いているけど結局それに尽きる。すごくすごく、寂しい。

 

いなばくんが作った衣装を着た4人をまた見たかった。いなばくんがこだわって作った衣装の解説をおまかせで読みたかったし、メンバーが誇らしげにその衣装の話をするところも見たかった。4人そろってくだらない動画を撮ってほしかったし、MADE in Loveを完璧に踊ってびっくりさせたかったし、単独に行きたかった。もっともっと、いろんなところにMADEを見に行きたかった。MADEを好きな人たちとMADEの話をしながらご飯を食べて、あれがよかったねこれがよかったねって話をしたかった。過去形にしたくないのだけど。

新規だからこそ、これからもっと4人と時を刻んで、たくさんたくさん思い出を作りたかったなと思う。

 

こんなにすごくすごく寂しいし悲しいし悔しいけど、でもMADEを好きになってよかった!と心から思ってる。MADEのことが大好きだ!って胸を張って言える。それだけが、どんなことより救いだなと感じています。

 

正直、呪詛を吐いて全部誰かのせいにしてしまうのが一番楽で簡単なんだけど、これから先も芸事の世界を選び続ける4人の邪魔だけはしたくないので、それは心のなかにとっておく。MADEを悲劇のグループとして扱いたいわけではないし。

誰かがどんな言葉でMADEのことを傷つけたって、MADEを好きになってものすごく幸せだと思った気持ちは消えないし、いろんな人の記憶からMADEが消えたって、わたしは覚えている。この先も緑色のものを無意識に手に取ると思うし、緑赤黄青の並びをみたらMADEだ!と思うだろうな。これからもずっと、MADEが大好きです。

 

全然言葉がまとまらなかったけど、2月から4人が進んでいく新しい道がありったけの、あふれんばかりの幸せに満ち溢れていることを祈っています。わたしはとりあえず2月からもいなばくんのことが大好きなオタクのままだし、MADEが大好きなままです。

 

 

だいすきです。だいすきにさせてくれてありがとう。出会わせてくれてありがとう。これからもずっと、大好きです!