伊野尾慧さん33歳のお誕生日に寄せて

いのおさん、33歳のお誕生日おめでとうございます💐

あっという間に去年のお誕生日から一年たってしまい恐怖。今年は箇条書きではないスタイルでお誕生日をお祝いします

 

オタクは名前も褒めるってよくいうけど(実際「伊野尾慧」って滅多にお目にかかれないほど綺麗な名前ですごいよね)、いのおさんって生まれたのが6月22日なのもめっちゃいい。「むにに」って言われてるのも可愛いし、一年で一番日が長い時期なのもいい。暑い日も寒い日もあり、天気は移り変わりやすく、その気まぐれで掴めない感じがいのおさんに似合っている。

 

毎年6月が来ると今年はどんなケーキを買ってお祝いしようかなとか考えてソワソワするんだけど、私以上にいのおさんが一番毎年ソワソワしていて愛しい。2020年、30歳になるときのいのぺがめっちゃ好きで、「人生あっというまだけど、記憶に残るような毎日を過ごせるように頑張る」「何歳になってもお祝いされるとうれしいからお祝いして」って書いてあるところにギュンとする。いのおさんはアイドルだからすごく遠い存在なのに、同時にすごく近くて、人間じゃないみたいに画面の向こうの人なのに、どこまでも等身大の人間。そういうところがすごく好き。

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ここ2年のケーキたち🍰アイドル応援してるとめっちゃケーキ食べる機会あって楽しい。

 

 

32歳の一年はいのおさんにとってどんな一年だったかな。私はツアーを通してたくさん会って素敵な時間を共有できて、本当に楽しい一年だった。FILMUSIC、15thツアー、なんか半年くらいずっとコンスタントに会っていたのが夢のよう。すごく前のことみたいに感じる。フィルミュで初めて一人で北海道まで行って、大人だし当たり前かもしれないけど「一人でどこでもいけるんだ!」って感動した。いのおさんを、JUMPを好きになったことで、初めての場所にたくさん行けたのが嬉しかったな

コンサートになると髪色を変えたりタトゥーシールを貼ったりカラコンをしたり、特別な場所を楽しむためにいろんなことをやってくれるいのおさんが大好き。福岡でセンター分けのいのおさんを見た時は腰抜かすくらいだった、ほんとうに眉毛見えてる髪型が好きなため……

 

アルバム発売のときメンバーがなかなか集まれなくて、YouTubeを使ったプロモーションに力を入れてくれたのも大好き。「ビターチョコレート」のMV大好きでしょっちゅう見ている。嫌いなやつおらん。わたしはまったく夢女子の気のないオタクだけど、「これが……恋……?!」になる映像。気が狂う。新しいプラットフォームで、集まれるメンバーで、できることをやる!というシンプルかつメンバーが多いグループの強みを活かした販促をやってくれたのが嬉しかったし、いのおさんのそういう考え方が好きだなと改めて思った。らじらーで「もちろん全員でできるのが一番」と口にしていたのも含めて!

ひかるくんのお休み期間中代打業務を遂行していたのも、JUMPのあったかさを感じて好きだった。いのおさんは普段のいのおさんとよそ行きのいのおさんの間くらいの雰囲気で、ひかるくんの代わりに出てるって何度も言っているところが好きだった。いのちね代打業務コンビのそういう気遣いがたまらないな〜とより一層すきになった。

 

らじらーお一人様期間で一番グッときたのは、やっぱりおじいちゃんの話をした回かもしれない。いのおさんが寂しかったり悲しかったりするときに、それを全面に出せずに軽く笑い飛ばすような早口で喋るのが、切なくて優しくて好きだった。というより、いのおさんがそこまで私たちに開示してくれることが、一番うれしかったのかもしれない。

ひかるくんの休養があったり、その前に圭人の脱退や先輩の解散、休止、この数年いろんなことがあって、いま32歳のいのおさんは前よりもずっと胸の内を明かしてくれることが増えたなと思う。この間のらじらー伊野尾主総会も、最後に「みんなのおかげで楽しい一年になりました」「みんなありがとね」と優しい声で言っていて、いままでならもっと茶化してたりふざけてたり、どことなく軽薄な態度をとるような場面でも、いまは結構素直になんでも口にしてくれているような気がする。もちろんオタクが見えるものなんて表層だけだけど。

うちわへのファンサ公約もその素直さというか、なんというか「いのおさんってオタクのこと嫌いじゃなかったんだ!」と思った(失礼)

わたしはずっといのおさんはオタクのことあんまり好きじゃないと思ってて、だからうちわが持てなかった時期がある。私が拗らせオタクだからです、いのおさんのせいではない。とはいえ、ファンサをしないでお馴染みだったいのおさんがそういう公約をラジオで口にしてくれたことが、ファンサしてくれることそのものというより、その気持ちの過程が、なんだかとても嬉しかった。

公式うちわを持つのは、いつも「いのおさんのことを応援している人がここにいるよ」の表明の気持ち。別に本当はファンサが貰えなくたって全然良くて、いのおさんのことが好きだということをただ表明するために持っていたんだけど、今回ラッキーなことにギャルピースを貰えて、いのおさんの目に伊野尾さんのうちわを掲げている人間の存在が映った!という事実がとっても嬉しかった。私を見てほしいんじゃなくて、「伊野尾さんのことを応援するオタク」という概念を見てほしいんですよ……

 

ソロインスタライブもすごかった。いのおさんの優しさがたくさん浴びられたな。いのおさんって優しいんだよな〜〜そこが好きなんだよ〜〜〜〜〜(発作?)

 

らじらーの伊野尾主総会で「仕事もプライベートも充実していて楽しかった」と口にしてくれたのも嬉しかった。

去年お誕生日にファンレターを書いた時、「アイドルという仕事がいのおさんにとって枷ではなく翼であってほしい」と書いた。実際今年のいのおさんはバイクの免許をとってsmashで髙木くんとツーリングしていて、そのとき「乗ってるのを撮影してもらえるのって俺らの仕事の特権」と言っていたのがとっても良かったな〜〜!まさにアイドルという仕事をいろんな世界に羽ばたく翼にしてるやつ!🪽

 

33歳はどんな一年になるかな、と今からワクワクしています。ツアーで早く会いたいし、ミタゾノも楽しみだし、解体キングダムのロケのお話もたくさん聞けているし、インスタライブもまたやってほしいな。いのおさんが楽しい一年だとおもってくれることが何よりの望みです。最近伊野尾さんがファンのみんなのおかげだと口にしてくれるたびに、こちらのセリフですが?!?!となっている。いのおさんのおかげで毎日仕事も頑張れるし、もうちょっと踏ん張ろ〜!と思える。いのおさんの誕生日ボーナスの時期なのうれしいよな。二重にうれしい。(?)

 

伊野尾慧さん、32歳の一年お疲れ様でした!32歳のいのおさんも大好きでした。そして改めて33歳のお誕生日おめでとうございます🎂

仕事を楽しんでいる、いろんな表情のいのおさんがたくさん見られることを祈っています。くれぐれもお身体にはお気をつけて、素晴らしい日々でありますように。💐33歳のいのおさんもだいすき〜〜〜〜!

 

 

伊野尾慧さんの好きなところ2022.6.22

伊野尾慧さん32歳のお誕生日おめでとうございます💐

もはや文章では気持ちになにも追いつかないため、伊野尾さんの好きなところをただ箇条書きにしました。

 

・垂れた大きな目

涙袋が大きい

・まつ毛

・眠そうで可愛い

・くちびるがぷるぷる

・丸顔

・なのに鼻がシュッとしている

・ふと眉つり眉

・顔全体のバランス

・お肌綺麗

・髪の毛切ってコンパクトになってもかわいいし中々切らなくてボリューミーでもトイプーみたいでかわいい

・背が意外と高い(女の人と並ぶと大きくてキュンとする)

・腰が細い

・色が白い

性格

・楽しい話をいつもしてくれる

・寂しがり

・捻くれ者

・愛に臆病 人からの好意にめっちゃ照れる

・肝が据わってる

・臆病さと胆力のバランス

・敬語とタメ口の配分

・人たらし

・物事を俯瞰で見る

・努力を見せたがらない

・美味しいものを食べた時素直に顔に出る

・人間臭い

・ダメなことたくさんある(部屋汚いとか朝から飲酒とか)

・昔から言ってることに一貫性がある

・冷めてるように見えるけどそうでもない 青い炎

・地に足がついてる

パフォーマンス

・裏Fabのダンスメドレーで必死に食らいついているところ

・ムアムアの繊細な指先

・ファンファーレのちゅるちゅっちゅが苦手なとこ

・お砂糖菓子みたいな甘い声

・ピアノ弾いてるときの伏せた目

 

もちろんもっとあるけど、このままでは伊野尾さんが33歳になってしまうので終わります

いのおさん、32歳の一年も幸せに溢れた日々でありますように。アイドルというお仕事が、いのおさんにとっていろんな新しい世界の扉を開く鍵でありますように。健康と幸せを心から祈っています🕊

奇跡!全部いい曲!Hey! Say! JUMP area / 恋をするんだ / 春玄鳥 感想文

毎度恒例(に頑張ってしたい)新曲大好き感想文です。最高、好き、良い、しか言ってません。

 

🗝a r e a

家政夫のミタゾノ主題歌とうとう3曲目、これまでの2曲とはテイストの違うEDMがクールでめちゃいい。「愛だけがすべて」も「Last Mermaid」も歌謡曲調で番組の持つ雰囲気や「Last Marmaid」を作ってくださったミタゾノさんa.k.a.美田園薫さん(演・松岡昌宏さん)の得意なテイストを存分に出してる楽曲だったけど、今回は松岡くんと我らが辻村御大・伊藤御大コンビのコラボで歌謡曲のエッセンスとEDMのバランスが良くてめちゃくちゃカッコイイ!

特に個人的に好きなのは間奏のニュース音声が流れるところ。社会風刺を盛り込んだミタゾノの主題歌らしいし、今までのJUMPではあまりなかった雰囲気でイイ〜ちょっと不気味で。閉塞感のある場所から旅立つ、みたいな歌詞も松岡くん提供曲(ラスマメ、Bloom)の分かりやすいアイドルっぽさとはいい意味で雰囲気が違っていて好きだな。

そして薮くんのハイトーンボイスがやばい。薮くんのこともっと好きになってしまう……。あと伊野尾さんが()内のパートとかハモとか珍しいパートをたくさんもらっていて嬉しい。

あとはも〜〜〜〜MVが最高なので全人類見て。伊野尾さんの口笛見て。モードでクールなHey!Say!JUMPを見て……

 

🌸恋をするんだ

やまちゃん主演ドラマ俺かわの主題歌、EDで流れた瞬間サイコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!になるドラマとぴったりな楽曲で最高。歌詞は男性視点なのにMVは芳根京子ちゃん(女性視点)なのが、お互い思い合ってるんだけどまだ上手く成就してない関係性を感じて好き。

歌い出しと最後で同じパート歌う構成大好き侍なので、「ねぇ、その瞳の中 僕だけを映してくれないか」って髙木さんがラストで歌い出した瞬間にガッツポーズしてしまう。裕翔の「違うよ、違う」、大ちゃんの「あぁ、嫌だなあ」など感情がこもってるパートがめっちゃいい!特に大ちゃんの「あぁ、嫌だなあ」、世界最高峰の「あぁ、嫌だなあ」です。(?)MVで「嫌だなあ」の「い」で悔しげに顔を顰める有岡大貴さんの表情を見て!全人類……頼む……

二番歌い出しの薮くんの「あぁ、君からのLINEはとりあえず未読にしたままで」のところもなんかこう苦い恋愛っぽい雰囲気があってすごく好きです。MVの薮くんの前髪が絶妙な長さで最高。

そして満を辞しての山田涼介さんの「映画のようなシナリオにならなくても」からの大サビ、歌詞も雰囲気も相まって「山田涼介」の恋のパワーを全身で浴びれて最高のパートです。全米が泣かなくても二人だけのラブストーリー、やまちゃんの恋愛で全米が泣かないわけあるか!になってしまう。

よしねちゃんの恋を応援する妖精さん🧚‍♀️のHey!Say!JUMPの皆さんです

 

🕊春玄鳥

アニメ「ラブオールプレー」主題歌、sumikaさんの提供曲!歌詞の日本語がすごく綺麗な青春アニメにぴったりの爽やかソング、ありがとう……

MVもそうですが、歌を聴くだけで脳裏に水色や白の眩しくて爽やかな色が広がる音のまっすぐで爽やかな空気感が最高。

歌詞好きポイントはたくさんあるんですが、特に「ひらひらり不揃いでも羽根を揺らせよ」は経験も成長状態も不揃いなデビュー期のJUMPを彷彿とさせてくれるので胸にグッとくる。SCHOOL of LOCK!sumikaさんはHey!Say!JUMPについて調べて書いてくださったとおっしゃってたので、なおのこと全ての歌詞の持つ意味を考えながら聴いている。

あと「ある時は君が ある時は僕が 揺らした羽根で僕らは続いた」はファンとJUMPの相互関係っぽくて好きだな。「一瞬も一生も共に」は言われてこんなに嬉しい言葉ないし、そして一番好きなのは「十五夜抜けいざよい(十六夜)春です」という歌詞!!!!15周年→16周年へ進んでいくJUMPのことを歌っているようでもあり、満月(完璧なイメージ)の次である十六夜に「いざよい」という「十六夜/いざ良い」どちらにもとれるようにひらがなを当ててくださっている感じ、満月の次も良い時が続くのを示唆している感じがして本当に好き。

春玄鳥は「玄鳥至」という春の季語から来てるのかな〜と思うのですが、「幸せを運ぶ」「恋を運ぶ」というツバメのもつ吉兆のイメージもすごく楽曲にぴったり。アニメの青春感などから春がやってくるイメージもあるし、同時に歌詞の中の「青ざめた先で会おう」「徒然なら掻き捨て」というフレーズからはなんとなく青春を超えた先みたいな雰囲気も感じる。思い悩む季節が冬でそれを超えて春がやってくる感じもあるな。日本語の持つ背景の広さがたくさん感じられてほんと〜に好き。

伊野尾さんの「僕らは飛ぶよ」の言葉の持つ軽やかさが大好き。どこまでも飛んでいけそうなHey!Say!JUMPの真っ直ぐさが歌声から伝わってきて本当に良い〜〜〜。ひかるくんの優しい声も雰囲気に合っていて最高。合流してパフォーマンスが観れるのを心から楽しみにしている!

MVの爽やかさからの

ダンプラのやかましさでHey!Say!JUMPのことをより一層大好きになってほしい

 

🎂Happy! Birthdaaaaaaaay

通常盤収録のお誕生日お祝いソング!ファンミーティングで出た意見をもとに作ってくれたそう(正直ファンミの楽曲決めの印象が「冠婚葬祭」でまとまってしまっていた笑)多幸感大爆発、Hey!Say!JUMPの箱庭っぷりを全身で浴びれる最幸ソングです。

歌詞は二番の「取り分けたケーキが小さいほどうれしくなって 愛されてることに気付いたよ」というフレーズが大好きすぎて、そこを聴くたび泣きそうになってしまう。優勝グループのご褒美も気づいたらメンバーみんなで分け合っているHey!Say!JUMPというグループにこれ以上なく似合う歌詞だなあと思う。ケーキが小さくなっていくことを「愛されている」と表現する愛しさ。ただ人数の問題ではなくて、愛の分だけ相手にたくさんケーキを分け与えようとする心理的な部分も含め、こんなにも愛を感じる歌詞があるか・・・と毎回涙を飲んでいるオタクは私です。

サビの「Happy! Birthday, dear○○」の○○部分がそれぞれ違うのも良い。誰に対しても歌えるのが素敵。男女の垣根もないのも好きだな。

あとメンバーの声が合いの手で入っているのが可愛い。「チャッチャ!」とか「あちゃ〜」とか「わお!」とか。こんなにも可愛いしかない人々がいる奇跡に感謝……

ちいちゃんの「せーのっ」っていう蝋燭吹き消す合図があるのも可愛いし、おめでとうだけじゃなくて何度も「ありがとう」と言っているのが印象的。とにかく多幸感がすごい。聴くだけで胸がいっぱいになってしまう。タイトルのaがメンバーの人数分、8個あるのもめっちゃ愛。愛しかない。

宇宙で一番愛しい内向きの円をみてくれ。

 

 

そして初回盤にはそれぞれTorikae Mixという既存楽曲のパートシャッフルが入っているんですがそれがまたサイコ〜〜〜〜です。

個人的には、伊野尾担なので僕はvampireで卒倒してしまった。パート分けの細かい部分に関しては何の前情報もなく聴いてほしいので触れないけど、本当に卒倒した。(2回言った)

ウィークエンダーはラップパートが印象的な楽曲なのでそこを歌ってる人が違うだけでかなり違って聴こえて面白かった!

上記2曲、どちらも所謂決めパートがあるのを誰が歌うんだろうとワクワクしていたんだけど、良かったですね…………

あと今聴くTO THE TOP、改めて超名曲だなあと。「輝いてるその瞳がずっとそのままでいてほしいから」「君の想い抱いて今羽ばたくTO THE TOP」、歌詞だけで胸がいっぱいになってしまうね……。

 

 

今回はメイキングのダイジェストとか細かい動画がたくさんUPされているので興味がある人はその辺りもチェックしてくれたら可愛いJUMPがたくさん浴びられておすすめです。

 

🕊春玄鳥メイキング2種

風車で飛んだりお互いのTシャツに絵を描き合ったりしているデビュー15年目のフレッシュアイドルの皆さん。

 

🎉すごろくダイジェスト

初回盤3種+通常盤を買うとダウンロードできるすごろくを使って遊んでいる去年のクリスマスのHey!Say!JUMPの皆さん。やぶ、よんチャンTVスタート。大阪へワープ!

 

🌸恋をするんだメイキング

妖精の皆さんです

 

🗝a r a a メイキング

めっちゃかっこいいMVの撮影をしているのにポーズが被って大喜びする知念さんがありえないほど可愛い。

 

💿開封動画

三方背!三方背!三方礼!!!!!!!!熱々のCDを開封するHey!Say!JUMPの皆さんです。

 

 

今回ももれなく最高(奇跡!全部いい曲!©️髙木さん)なのでよろしくお願いします!!!!!!!!

 

Hey!Say!JUMP ニューシングル Sing-along全曲めっちゃいい備忘録

Hey!Say!JUMPさんの新曲が出たぞ!恒例にしたい全曲めっちゃいい備忘録です。


1. Sing-along

世界体操・世界新体操のテーマソングというだけあって、まるで何か素晴らしいことが起こる予兆や祈りのような音の響きがすごく気持ちいい曲。たくさんのキラキラが音になって降り注いでいる……

「愛の輪っか」というHey!Say!JUMPさんそのものじゃん……という歌詞、「降り注ぐ日々は奇跡」という彼らに出会えて感じ続けていることを言葉にしてもらえたような歌詞、もう全部全部最高。辻村大先生にでっかい感謝です。

歌詞にもあるように、JUMPの応援ソングは私たちに寄り添って優しく強く背中を押してくれるものが多くあるような気がします。押し付けがましくないんだけど、近くに居てくれるだけで勇気になる。

2番で裕翔の上ハモが多用されているのがめーっちゃいい!裕翔はほんと何様だよという感じだけどメキメキと歌そのものも表現力も上手くなっていて、いつも「誰が歌ってる!?」ってびっくりするようなところは大体裕翔だなあと思う。裕翔の明るくて健やかなパワーの詰まりまくった上ハモパート大好き

後は本当に薮くんやまちゃんの歌の双璧感。雑誌でやまちゃんがやぶやましか出ない高さの音域があって、今回薮くんに歌詞を歌って欲しいから俺はフェイクに徹してるという話をしていたけど、そうやって分業してどっちも「歌うま……」っていうインパクトを残しまくっているのすごいよ〜……

私は伊野尾担なので、伊野尾さんのお砂糖菓子みたいな甘々シュガーボイスがたくさん炸裂してたのが嬉しかった。人数多いグループの強みとして、とにかく声の幅があることがあげられると思うのだけど、8人8様のカラフルな声色を持ちながら、それが合わさった時一気に「Hey!Say!JUMP」としての厚みがあって可愛くてかっこよくて優しくて強い声になるのがほんと〜〜〜に大好き。

辻村さん楽曲の声の遊びが好き。メンバー(特に大ちゃん)の声をアクセントに使ってることが多いと思うんだけどハズレがなさすぎる。ASAP!含め、辻村さんとの出会いに感謝しまくるシングルになりました。

MVの圧倒的多幸感!Hey!Say!JUMPを象徴しているとも言える「内向きの円」、本当に愛の輪っか……

 

 


2.ASAP!

JUMPが動画コンテンツを持っているsmashというアプリ内の企画で、今回のSing-along を含めJUMPにたくさん楽曲提供をしてくださっている辻村有記さんと伊藤賢さん、メンバーの有岡さん・知念さんがつくった楽曲。シンプルにめちゃくちゃカッコいい!

ありちねはJUMPの中でも音楽感度が特に高い二人だと思っていて、クラブミュージックとかEDMが好きな二人らしい仕上がりになってて「おしゃれ……」って息を呑むかっこよさ。イヤホンで大音量で聴くと音の渦って感じですごく気持ちいいです。

韻の踏み方がすき!「Topic/Clip/Pick」を何も浮かんでこない退屈な日常の歌詞に入れ込んでこんなかっこよく聴こえることあるか???になる。ありちね二人のユニット曲であるMystery Oとか大ちゃんのソロのbubble gumもそうだけど、かっこ良すぎるわけじゃない、むしろ遊びの要素がすごく詰まった歌詞をトラックの力で超カッコよく仕上げているのが逆に力が抜けててめちゃくちゃおしゃれで大好き。歌詞読んだらAメロBメロは基本締切近いのになんも出てこん、スマホばっかり見てしまう〜というようなことしか言ってないのに……かっこいい……

ため息の音とか効果音ぽいのがかっこいいのも辻村さんらしさを感じて大好き。

辻村さん楽曲、盛り上がりポイントが全体に散りばめられすぎてて永遠にテンションが上がるんですよね……パレードが終わらないとかもそうだったし、ASAPはほんとに「ここが1番のテンション爆上げポイントだ!」と思う瞬間が永遠に続いてるうちに楽曲が終わってる。贅沢な時間

特に好きなのは「合図は一度だけ 勧善懲悪 Let me go. ASAP!」という歌詞を一番有岡→2番知念→3番全員で歌ってるところ。あまりにもかっこいい。かっこいいしか言ってないけど、本当にかっこいい。

現実逃避した先にJUMPがいるようなMVめちゃくちゃおしゃれで最高。ありちねスパイスがふんだん。

 


3. Break The Wall

伊野尾さん主演ドラマ「准教授・高槻彰良の推察 season2」の主題歌。イントロの不穏さとドラマの親和性がやばい。

先生と深町くんの成長と過去からの脱却!って感じで大好き。群青ランナウェイは高槻先生と深町くんが立っている普通の世界と異界のはざまみたいな雰囲気があったけど、Break The Wallは二人が抱えている過去や困難を乗り越えてぶち壊していくという感じがして、すご〜〜〜くすき。(語彙力ゼロ)一番はbreak the wallだけど二番でraise your flagになるのめっちゃよくないですか。壁壊したら旗揚げて進んでいく……!

「華麗なソリューションまさにイリュージョン」、高槻先生だ!ってなる歌詞。こういうドラマとリンクした歌詞って嬉しい。

「鬼さんこちら」が嫌いな伊野尾担は、いません(クソデカ主語)

やぶやまのCパートが本当にかっこいい。聴いてて気持ちよくてたまらない。

最高!!!!!!!!!!フライトキャップとかゴーグルとかメンバーそれぞれ身に付けてるものがすごくらしくて好き。

 


4. モノローグ

今回唯一MVがないので完全なる伏兵だったのですが、もうイントロから大優勝やが?????になりました。ジャズ大好きお化けなので……。

歌い出しの裏声のかっこよさと色っぽさ。こういう歌を歌える技巧もそうだし、こういう楽曲が似合う年齢になっているということも本当にいいなあと思う。まだ若いグループが背伸びして大人っぽい歌を歌うのもいいし、大人になって成熟した歌を歌うのも、かわいい曲を歌うのも全部いい。一緒に年齢を重ねられるよろこびをすごい感じた。

女性視点歌うの色っぽくて大好きだな。ただ、一人称「僕」のところもあるのでこれは主人公の彼が思い出している彼女の言葉なのかな、とか。モノローグっていうタイトルは二人の関係が終わって、その関係のモノローグということなのかなあ。別れた恋人と踊る夢を見ている歌を歌うHey!Say!JUMP……最高……キャバレーみたいなセットで歌ってくれ‼️

「あなたのことわかってあげられなかった僕のせい」という激重い歌詞があまりにも山田涼介さんに似合いすぎる。重た目の執着と自己犠牲の愛。

「綺麗な靴をあげよう」「二人きりで逃げよう」という歌詞!いい靴はいいところに連れてってくれる〜みたいな格言もありますが、綺麗な靴をあげて二人きりで逃げるなんてあまりにもロマンチック。

というかめっちゃ今更だけど楽曲提供者のみゆなさんは「ヒカリサス」も提供してくださってるんですよね。あの明るくて眩しすぎるから何だか泣けちゃう優しい歌と、臆病な男性の恋の歌、提供曲の振り幅で風邪引く。

あと、もう、後半の「なにもしたくない」「変わりたくない」「なにもしたくない」「関わりたくない」「なにもしたくない」「代わりはいらない」「なにもしたくない」「そばにいたいよ」のとこ……本当に______________なに!?あまりの衝撃で初めて聴いた時腰抜けるかと思った。「変わり/関わり/代わり」、めっちゃいいね……ていうか歌うま〜………

 


5. ハローメロディ

黎明。初めて聴いた時、それが一番最初に頭に浮かんだ。ずっと薄曇りだった空にさす光、夜明けの空、一番星、そういう、暗いところに差し込んでくる光の歌。

ご時世的なものと重ねて、PARADEから2年間JUMPが有観客のコンサートができなかったこと、ずっと会えなかったこと、そういう状況に現れる一条の光なんだなあと思う。「また始まったじゃないか」「またあたらしくなった」。新しい日々をまた一緒に刻んでいける喜びで胸が震える。

あと「約束だよまた会える くたびれてもさみしくても」という歌詞。本当にこれまでの状況と、ようやく週末からツアーが始まるという今の状況がリンクして、どうしても涙が出てしまう。最後の合唱パートも眩しくて嬉しいから何だか泣けてくる。不思議な気持ち。

楽曲を提供してくださったカミナリグモさんの楽曲も色々聴いてみたのだけど、歌詞も音も優しくて一気に大好きになった。こうやってJUMPと関わる人のことみんな大好きになれるので本当に楽しい!

Letterにも出てきた女の子だと思うんだけど、その子がまた現れたのが嬉しかった。実写とアニメの狭間みたいな映像も綺麗で大好き。

 

 

今回も収録曲全て本当に最高!!!!!!!!というお気持ちになったので、いろんな人に聴いてほし〜〜〜〜と思っています!JUMPちゃん大好きだよ〜〜〜〜〜最高の15周年イヤーにしよう❣️

 

 

 

\モノローグはここから視聴できます/

Sing-along|Hey! Say! JUMP|J Storm OFFICIAL SITE

 

 

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11月1日 そして、Life goes on

私は今、ずっと恐れていた2021年11月1日の向こう側にいる。

2010年の6月、12歳の私が大好きになったアイドルの終焉を見届けて、今この文章を書きながらなんて素晴らしい日々だっただろうとそればかり考える。

コンサートの最後、六人は横並びになって、私たちに繰り返し何度も何度も手を振って、明るいステージライトにのまれていなくなっていった。暗転ではなくて、明るいステージライトの眩しい光で見えなくなった。優しくて、綺麗すぎるほど、懇切丁寧な終焉だった。

 

人生で初めてCDを買って、ファンクラブに入って、コンサートへ行った。

初めて作ったうちわは作り慣れてない不恰好な「博」の文字。裏面は姉と分けて「V6」「ありがとう」と作って、わたしは「V6」側を持っていた。

好きになって11年とすこし。いつどんなものを好きになっても結局V6に帰ってきてしまうような、勝手に実家のような気持ちを持っている。親が呆れるくらい繰り返し同じライブDVDを見て、何度も何度もCDを聴いた。実家の私の部屋の隅っこでアンテナを目一杯伸ばせばなんとか電波が入るから、土曜日の夜九時は必死に齧り付いてラジオを聴いていた。中学生当時、通学カバンにつけたパンダのキーホルダーが自慢だった。どんなところが好きかなんて言葉にできないくらいたくさんあって、それでもやっぱり、いつも楽しそうでかっこいいところが好きだ。

 

発表があった日、仕事中に何気なくお手洗いに立ってスマホを見て不穏なメールに足元が沈んでしまうようだった。「大切なお知らせ」が楽しいお知らせだったためしなんて無くて、震える足で自席に戻ってから30分と少し発表までの時間がある中で必死に一番見たくない二文字の可能性から逃げるようにいろんな選択肢を思い浮かべた。ツアーが決まった?誰か結婚するとか?何を思い浮かべても、心の底に寒い予感がずっとしていて、4時にこっそりまた席を立った時、足も手も震えて止まらなかった。発表文を読んだ時、画面をスクロールする指が震えて全然先に進まなかった。結局一度しか読み返せていない。彼ら以外の人からの言葉を聞くのも嫌で、Twitterのトレンドはすぐ海外にして、ネットニュースは見ないようにして、それからぼんやり、「どうしよう」と思った。わたしにどうかすることなんて出来ないのに。

正直読んですぐは全く実感もなにもなくて(だってイノなきは3/14アイカツスターズ!の話をしていたし)、涙も何も出なかった。会社でオタクをカミングアウトしていないので、だれもV6の話をしていなくて、一人全く違う場所に放り出された気持ちだった。

夜、三宅担の姉から「どうしよう」とだけLINEが来て、いてもたってもいられなくてまだ外にいるのに電話をかけた。姉の声を聞いた瞬間涙が溢れてしまって、駅で号泣した。オタクなので自分を納得させたくてとにかく口が止まらなくて、きっとこうだから彼らはこうしただの、V6のこういうところが好きだの、でもやっぱり解散なんて望んでないだの、勝手に口が動いて涙が止まらなくて、どうしようもなく彼らが好きだとだけ思った。

発表があってからおよそ半年。終わりに向かってゆっくり進む電車の中で、彼らの何年分ものたくさんの記憶一つ一つを辿ってきた。正直解散するという事実が辛くて直視できない時もあったけれど、どれも煌めいていて一つも後悔がない。この文章を打ちながら喉の奥がカッと熱くなって、知らない間に涙ぐんでしまうくらい、わたしにとってV6は美しい記憶の集合体だ。

 

ファンになったのは2010年の6月。ちょうど15周年のコンサートが終わったばかりで、次のシングルリリースを控えているタイミングだった。姉が何気なく動画サイトでV6の映像を見てハマって、影響されて一気に好きになった。

具体的なきっかけは思い出せないけれど、気づいたら長野くんを「自担」と認識していて、V6が出演する歌番組やドラマを追うようになっていた。それまでも、テレビを録画してみる程度のお茶の間ファンはやったことがあったけれど、私が明確にジャニオタになったのは間違いなくV6が一番最初だった。コンサートの行き方も何も知らなくて、とりあえず当時出ていた一番新しい円盤(VIBES)を購入して、繰り返し繰り返し再生した。今でも親の車でV6を流すとVIBESのセトリが頭に染み込んでいるらしく先に次の歌を親が歌い始めたりする。

初めてコンサートへ行ったのは2011年のSexy, Honey, Bunny!。炎天下のグッズ列に並んでいたら、あまりにも私がしんどそうだったのか前に並んでいるお姉さんに「場所取っておいてあげるから飲み物買っておいで」と声をかけてもらった。優しいファンの人、レーザービームの海で歌い踊るV6、会場の熱気。今もはっきりと脳裏に焼き付いている。

そこからずっと、V6はいつも最新が最高だと実感しつづけて今がある。

 

V6をきっかけに他のジャニーズにも触れた。24時間TVで共演したHey!Say!JUMPのファンになったし、J-FRIENDSを聴いてTOKIOKinKi Kidsのことも大好きになった。

映像が見つけられない代わりに読んだ恩田陸さんの「ネバーランド」をきっかけに本を好きになったし、V6のメンバーが出演している舞台をきっかけに観劇も好きになった。曲提供をしてくださったアーティストさんの音楽が好きになったり、自分の人生とは全く関わりのなかった場所や人と出会い、好きになった。V6のおかげで私の人生は大きく広がって、好きなものがたくさん増えた。感謝してもしたりないほど人生にたくさんの彩りをもらった。

そして彼らを応援することを通して、逆に彼らにたくさん応援してもらっている。高校受験の朝、センター試験の勉強中、二次試験へ向かう電車の中、就職活動の直前、初出勤のバスの中。勇気が欲しいとき、HONEY BEATやスピリットを繰り返し聴いた。

 

最後のコンサートと銘打たずにコンサートをするところが好きだ。解散コンサートとかラストコンサートとか、人を惹きつけようと思えばいくらでも利用できる言葉や演出を使わず、最後の最後まで最新が最高であることを教えてくれる。

11/1のコンサートもそうだった。ひとときも手を緩めない本気の「かっこいい」に打ちのめされっぱなしで泣いてる場合じゃなかった(めっちゃ泣いたけど)。私は今回のツアーで彼らが特に見せたいのは雨からFull Circleまでの流れだと思っていて、そのあとSweet daysからは私たちへのプレゼントだと解釈している。そのせいなのか、現地に行ったときも配信を見た時もSweet daysからが涙のピークになる。楽しそうなV6を囲むたくさんのファンの笑顔。「愛を確かな今に」と繰り返す、魔法のような歌声。

いつもならオーラスはトリプルアンコールとかダブルアンコールがあるが、今回はそれもなかった。全てが平等に特別で、全てのファンに同じものを見せようとしてくれているのだと思う。

そう、それで最後の楽曲が95 grooveだったわけですが、この曲が本当に好きだ。聴くたび泣いている。シングルカットされている訳でもなければ、アルバムの表題曲でもない。ラストシングルのc/wとしてリリースされたその曲。

「どこの君もずっと 幸せでありますように」

「本日は最後の日で 君の隣踏んだステップ」

明るくて爽やかで、でも少し寂しい。V6の完結にこれ以上ないほど大正解の楽曲だった。これを全て歌い終わって一番最後に持ってくるのが本当によかったな。寂しくて別れがたくて泣いてばかりだけど、曲が終わる頃にはどこか清々しく笑顔になってしまう。寂しいことには変わりないけど、これが本当の意味の最後ではないと信じさせてくれる。

 

最後の挨拶は井ノ原くんに振られなかったら他メンバーの言葉は聞けなかったかもしれない。言葉で素直な気持ちを吐露するのが苦手な人たち、愛おしかった。

剛くんが何度も「俺たち六人」と言ってくれたことや、「惜しまれながら終わることは間違ってない」と言ってくれたこと、嬉しかった。やっぱり事務所を出てしまうことへの寂しさは拭えないけど、剛くんにとってこの26年が楽しいものだったことがわかってよかった。

坂本くんがこの先の話をしてくれたのも嬉しかったし、井ノ原くんが一人一人の顔を見ながら「楽しかったね、楽しかったね」と繰り返してくれていたのも嬉しかった。

最後のメッセージは、本当にずるいよな〜〜〜〜〜〜。「26年間幸せでした」「笑っていてね」「またどこかで」なんて言われると、またどこかで六人に会えるまで頑張るしかないもの。幸せをもらい続けてきたのに、「幸せでした」と言われてしまった。彼らの感じる幸せの一端を自分が担えたのかもしれない。

とにかく大好きだと感じ続けている。そう思える最後のコンサートで良かった。

自分が入った大阪公演の後、私は6つの光、たくさんの奇跡の収束点に立っているんだ!と感じた。最終公演を見た後は、彼らが26年かけて打ち続けてきた一つ一つの点が、今大きな一枚の絵になっているんだとも感じた。六人でぐるりと一周、大きな円(彼らでいうところのWA)を描いてくれたこと、本当に嬉しく思う。それを自分の目でみることが出来て良かった。

 

……めちゃくちゃしんみり書いているのに11/1から11/2になって20分した頃には健くんのラジオに酔いどれの井ノ原くんと着いてきた長野くんが乱入してメンバーみんなの名前を呼んでいた。恐れていた11/1の向こう側には何もタブーなんてない6人それぞれの未来が広がっている。

ラジオではコンサート終盤の挨拶でずっと涙目だった長野くんへのクレームやMCで喋ると泣いてしまいそうだったから喋らないと言っている健くんがいて笑ってしまったな。できる限りいつも通り、ただ楽しいMCをほとんど一人で回していた井ノ原くんも実際は泣きそうだったと言っていて、不器用で愛おしい人たち……となった。

解散を発表した日から11/1まで一度も謝ったり申し訳なさそうにしなかったこと、そういう言葉や態度から彼らの覚悟や愛がたくさんたくさん伝わってきた。

 

11/1を迎えて6人は完結した、はずなんだけど。「君に出会えたことが嬉しい」と歌う新しく解禁された新曲。FC会員に送られてきた家族写真。未来の子供たちに残された木。数ヶ月もすればパールのネックレスが届くし、V-landとかいうとんでもないアプリも後数週間遊べる。事務所に残るメンバーたちからはそれぞれ「らしい」記念品が届いた。

MAGIC CARPET RIDEの歌詞のように「音楽だけが時代を超える」のかも。

永遠なんてないけど、あの煌めきはずっと彼らの音楽に刻みつけられて時代を超え続ける。

 

やっぱり寂しいけど、彼らが見つめる未来を私もまた一緒に見られるように元気にやっていこうと思います。愛してるよ。大好きだよ!ずっとありがとう。これからも末長くたくさんよろしく。いつかまたどこかで。

きっとここから、愛なんだ!

V6活動終了一ヶ月前の所感

一ヶ月が一瞬で終わってしまいびっくりしながら書いている。あと一ヶ月もこんな感じで一瞬で終わってしまうんだろうか。

10月に入り、11月2日以降のFCのお知らせがあったりいろんな雑誌で最後の特集や総集編の企画が組まれたり、カウントダウンが始まってしまったのだな〜と改めて実感している。最後のMステも決まったし、なんというか、終わるんだな、と活動終了が発表された日からよくわからなかったことが少しずつ実感を伴ってきている。この間二ヶ月前の所感を書いてからこの一ヶ月の間に私にとって最後のV6のコンサートを見てきた。すごく「今」にフォーカスしているというか、最後のコンサートなんだからもっと馬鹿みたいに同情買うようなセトリにしたって誰にも責められないだろうに、最後まで新しいことがやりたいところが本当に好きでどうしようもなかった。もちろん懐かしい曲もたくさんやってくれたけど、新しいアルバムを提げた普段のコンサートみたいだった。それがまた、なおさら寂しかった。もう新しいものは見られない。こんなに素晴らしいコンサートを作る人たちなのに。挨拶で「笑っていてね」と言われてもどんなに頑張っても涙が止まらなかった。途中から泣き通しだったのでマスクビッチョビチョになってしまった。11/1の配信チケットも購入できるようになったし、本当に終わってしまう。ピリオドが目視できることがこんなにも怖い。FC継続のお知らせに剛くんの名前がなくて、違和感がすごかった。無意識にいつも六人の名前の羅列を見ているから、健ちゃんの前には剛くんの名前がないと違和感を感じてしまう。誰がひとりのFCに入れば他の4人のチケットにも申し込めてしまうの、横の綿密なつながりがすごくて、マジで解散せんでええわよ(n回目)になっている。でもそこには剛くんがいない。わかっててもつらいなあ。さみしい。もっと楽しんでこの一ヶ月を過ごすべきだと分かっていても、どうしようもなく寂しくて真正面からまだ向き合えていない。まだ向き合えないと言っているうちに終わってしまいそうだから、そろそろ本当にちゃんと今の六人と向き合わないとなあ。11/1が来るのがこんなにも怖いなんて、想像もしたことなかった。

V6活動終了2ヶ月前の所感 / ニューアルバム「STEP」のはなし

11月1日まで2か月を切った。ビックリしている。いや、3月からずっと時間なんて全然ないな、とは思っていたんだけど、本当にあまりにも時間がたつのが早くて恐ろしい。

もうあと8週間。今どういう気持ちかちゃんと書き残しておこうと思ったけど、正直まだまだ実感がないというのが本音。心のどこかでちゃんともう彼らの活動が終わることをわかっている自分と、そこから目をそらし続けている自分がいる。歌番組のようなリアルタイムで見れるものはちゃんと見ているけど、特典DVDや去年のコンサートDVDを見れない。いまをしっかり受け止めないと、と思えば思うほど、「終わり」ということを実感するのが怖くて目をそらしてしまう。

ファンになってから11年、いつも自分の100%をつぎ込んでいたとは言えないかもしれないけれど、欠かさずツアーへいき、CDを買い、DVDを買った。ドラマも見たし、映画も見たし、舞台もたくさん行った。ファンになる、という気持ちを初めて知った。

9/4からツアーが始まる。2か月。瞬きしている間にいなくなってしまう。目をそらしたくない。今を焼き付けて、永遠にしてしまいたい、そう思っている。11/1を迎えるまでに心の準備ができるだろうか。

 

アルバム届いたので聴きました。感想を残しておきたい。

わたしはV6が作る作品がすごい好きで、それは彼らが毎回全く別の切り口のV6を提示してくれるからなのかもしれない。ということを改めて実感した。ていうか最後のアルバムなのに挑戦的すぎるのよ、全部新曲にするし……どうなってるんだよ~!どう頑張っても最後の最後まで一番いいものを届けるという気概があって、そういうところがたまらないなと思う。

 

「雨」

「会いたい/会えない/バイバイ再会/いつか/いつか月が光る夜中/泣いたり/笑い合い/曲がったり下り上がり」、ここを森田さんが歌うということも含めて、彼ら自身や私たちに向けた言葉のように聞こえる。再会、いつか。晴れるまで泣け、と一曲目に言われることで、泣いてもいいんだと言われているように思えた。PVの感想に、レクイエムだと思ったと書いている人がいたけれどよくわかる。なんというか、良い聞こえ方はしないだろうけど「終活」を見てるんだと思っている。V6がV6を埋葬するところにいる。


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「blue」

V6らしい、さわやかな風を感じる曲。「Ah,はためかせた/翼の/ひとひらが/さあ/風/起こして/誰かの/追い風となるなら/Go fly…」、V6は誰かのためになるのなら何にだってなれる人たちだ。V6は羽根や翼をイメージさせる曲が多いな。羽根、翼になれ、翼の設計図、旅立ちの翼……森田さんが退所すると知ったとき脳裏をよぎったのはASAYAKEだったな~……あれも私の中ではなんとなく翼のイメージ。

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「Best Choice」

何度だって胸躍る新たなステージ!今このタイミングでそんな言葉を歌ってくれるの、本当にたまらないなあ、と思う。その先のカーテンコールまで、しっかりと見届けたい。

 

「Sweet Days」

「愛を確かな今に」と何度も何度も繰り返すのがまるで祈りのよう。その先に続く言葉が「響かせよう」で、「愛なんだ」を歌ってきた彼らは愛を響かせられる人たちなので説得力というか、絶対に響くよ、と思う。「帰り際/次の約束はない」はっきりと言い切ることも優しさだな(そういう意図の歌詞じゃないのかもしれないけどもうこっちはそういう気持ちでばかり聴いている)

 

「トビラ」

彼らの歴史をなぞるように感じられる言葉たち。全編を通して、STEPはそのタイトル通りに「これまでの道」「これからの道」が提示されている気がする。彼らはあくまでまっすぐに次を見ている。ステップを刻み続ける11/1の先の日々が、いつか振り返ったときにきっと特別な日々になる。11/1は始まりのための終わり、なんだな~

 

「素敵な夜」

堀込さんありがとうございます!!!!こういう楽曲での剛健の声のアクセントが本当にかわいくってだいすき。あと長野くんの「肩たたいても」のとこなんかめちゃくちゃかわいい。かわいいしか言ってないけど、歌詞の絶妙なパンチがすごい。衝撃的な3番。あと「素敵な夜」ってタイトル改めてとてもいいなあ。

 

「分からないだらけ」

AAAMYYYさんは押し入れを楽曲制作のスペースにしてる方だ!!!ってビビッときた(関ジャムウォッチャー)おしゃれで寂しくて優しい。V6に対してもわたしは分からないことだらけでわかりたいことだらけだよ。別れの言葉がたくさんあるけれど、「さよならまたどこかで」という言葉はさみしくてどこかやさしい。そういえば今回のアルバム、剛健が歌いだしのことが多いな。この曲の健→剛→剛健→健→剛、という流れすごくすき。

 

「Let Me」

こんなご時世だからこそより一層胸に響いた。「君だけのために」「耳元にいるよ」とひとりひとりに届けてくれるような言葉がうれしい。「これからこそ/諦めるにはtoo fast!」、26年エンタメの前線を走ってきた人たちから聴けるのがたまらない。スタートライン。いろんな紆余曲折があって、それでもまたここでスタートラインに立ってくれる。それってなんてすごいことだろう、と思う。

 

「家族」

最後のアルバムの最後の曲のタイトルが「家族」なの、いい加減にしてほしい。オタクは死ぬ。「雨」と同じくKOHHさん提供曲だけど、2曲とも歌詞全体の言葉の数はすごく少ないのに、その分そぎ落とした本当の言葉のような感じで、すごくすごく胸にまっすぐ刺さってくる。「いつまでもずっといる/ここに/愛してるの?って聞かなくてもいい」、とんでもない愛だ。心はずっとそばにいる。

 

「High Hopes / Coming Century」

通常版収録のカミセン曲。カミセンが歌う「毎日が永遠」、一瞬を濃縮した眩しい永遠。ここでもたどり着いたゴールの先は次のステージっていう歌詞があって、本当にまっすぐ前しか見ていなくて泣いてしまう。カミセンはこういうスタイリッシュでキラキラな音楽が本当に似合うなあ。一生キラキラの少年たちのままでいてほしいよ……

 

「グッドラックベイビー / 20th Century」

通常版だとこの曲が最後になるけれど、それもかなり憎い演出。最初のいつものトニセンらしいところのさき、事務所を離れることになる森田さんやそれを含めてカミセンへの言葉のようで、歌詞を読むだけで涙が止まらなくなってしまう。「宇宙のどこかで/すれ違う奇跡」。いつかすれ違えないかな。そんな風に言ってくれる人のありがたさ。「ここから先は/グットラックベイビー/君が本当にしたいこと全部」なんて、誰かの背中を押すのにそんな愛に満ち溢れた言葉があるだろうか。

 

とりあえず一通り聴いてみてもう泣いてどうしようもなくなってしまった。2か月。2か月かあ。あっという間すぎるな。永遠になればいいのに。毎日そんなことばかり考えてるよ。